リヨン日本人会短歌クラブ
by リヲンのつばさ
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9月歌会 勉強会作品集

みなさま

すっかり秋らしくなっていく今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか?

さて、9月の歌会の報告の前に、勉強会作品集からこちらにてみなさまにご案内します。
大まかな時代順になっております。

どうぞご鑑賞ください。


二〇一二年九月六日「リヲンのつばさ」歌会 
― 勉強会作品集 


一.春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山   
持統天皇 (N.M選)

二.花ならむ言の葉なれどおのづから色もやあると君拾はなん   
西行法師

かへし

世を捨てて入りにし道の言の葉ぞあはれも深き色も見えける
俊成  (M.Y選)

三.風になびく富士の煙の空に消えて行くへも知らぬわが思ひかな   
西行 (K.H選)

四.ゆふぐれて机のまへにひとり居りて鰻を食ふは楽(たぬ)しかりけり
斎藤茂吉 (I.I選)

五.革命歌作詞家に凭りかかられてすこしずつ液化してゆくピアノ
塚本邦雄 (N.S.選)

六.わが夏をあこがれのみが駈け去れり麦藁帽子被りて眠る
寺山修二 (Y.K選)

七.黄牛(あめうし)を乗せて波打つ草の丘夏草の丘白き家も乗せて
佐佐木幸綱 (Z.T選)

八.いつわりとまことの境ゆくためにむかしも歌につばさはありき
佐佐木幸綱 (M.M選)

九.押し寄する大波緑(あを)く立ち上がり晩夏は寂し海も人らも
島田修二 (V.R選)

十.じゃがいもを買いにいかねばと買いに出るこの必然が男には分からぬ
河野裕子 (T.H選)

十一.親は子を育ててきたと言うけれど勝手に赤い畑のトマト
俵万智 (P.M選)


いろいろな歌が紹介されました。
なかなか興味深い、楽しい、また男女によって意見が違う歌もありました。
たとえば、十番河野裕子さんの歌は議論が湧き話が盛り上がりました。
近いうちにいくつかコメントをつけてみたいと思います。
ご参加いただけなかった皆様、お楽しみに。

歌会の報告は今週中にする予定です♪
もうちょっとお待ちくださいね^^。

M.M

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by tankalyon | 2012-09-13 04:54 | 歌会報告