リヨン日本人会短歌クラブ
by リヲンのつばさ
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8月歌会・勉強会作品集

リヲンのつばさのみなさまが詠んだ歌は先日報告いたしましたが、今日はメンバーが
選んだ推薦の歌を掲載いたします。
(大まかな時代順になっています)

古今の名歌をご鑑賞ください。


二〇一二年八月二日「リヲンのつばさ」歌会 
― 勉強会作品集
 


一.君待つと我が恋ひをれば我が宿の簾動かし秋の風吹く
額田王(Y.K選)

二.思ひつつ寝ればや人の見えつらん夢と知りせば覚めざらましを
小野小町(G.N選)

三.恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思いそめしか
壬生忠見(I.Y選)

四.しのぶれど色に出でにけりわが恋は物や思と人の問迄
平兼盛(Z.T選)

五.はるかなる岩のはざまにひとりゐて人目つつまで物思はばや    
西行(K.H選)

六.おもしろきことも無き世をおもしろく <下の句絶歌>
高杉晋作(O.A選)

七.ふるさとの山に向かいて言うことなしふるさとの山はありがたきかな
  石川啄木(T.H選)

八.冬の皺よせゐる海よ今少し生きて己れの無惨を見むか  
中城ふみ子(V.R選)

九.三輪山の背後より不可思議の月立てりはじめに月と呼びしひとはや
山中智恵子(N.S選)

十.昭和時代のはずれ馬券よ文庫本『砂の女』の中より出でつ
佐佐木幸綱(I.I選)

十一.振りむけばなくなりさうな追憶のゆふやみに咲くいちめんの菜の花
河野裕子(M.Y選)

十二.あなただけ方舟に乗せられたなら何度も何度も手を振るからね
 馬場めぐみ(M.M選)


M.M
by tankalyon | 2012-08-22 04:40 | 歌会報告